産後うつを課題解決するLineBOT開発
株式会社きゅあも
概要
お客様より、女性特有の妊娠・出産に伴ううつ病に対するサービスアプローチを考えているとのことで、弊社では、サービスのコンセプトから、システムデザイン、LineBOTの主要部分の開発を担当しました。
うつ病にならないための予防アプリとして、複雑なシナリオに対応する仕組みをカスタムし、スムーズな応答速度を実現しました。
アプローチ
プロジェクトは以下の流れで進行しました[ビジネス採算性の検討と、マーケティング支援]
周産期に関連するうつ発病のプロセスを踏まえたサービスデザインの構成支援、LineBOTを採算ベースに乗せるための試算などを行い、
自治体、産院などへの実際アプローチや、メンタルヘルス問題や、女性活躍をサポートに積極的な企業へ向けてのサービス展開の検討を行いました。
[システム設計・構築]
LineBOTの応答システムは、弊社が再販するAWS基盤上で構築し、API Gatewayを通じたLine基盤との通信部分と応答主体となるLambda、データ蓄積のためのDynamoDBという構成で構築しています。
大量アクセスに伴う問題に配慮しつつ、概念検証では費用を極力抑える構成を念頭に設計を行いました。
Line応答の実際のトーク部分は、シナリオに沿った応答を実現するための仕組みや、シナリオ変更時に簡単に修正が行えるような配慮を実施しています。
導入後
フェムテック補助金を活用した社会実装試験を実施しました。現在は、本格的なビジネス展開のために、AI機能を搭載した、より柔軟な応答を返すチャットボットとしての試作を行っております。